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ようやく [病院での不妊治療]

昨日、やっと平成25年分の医療費控除の申請をしてきました。
去年は書類が揃わずに提出できなかったので、ようやくです。

2年前、私が体外受精を受けまくっていたときの。

改めて、領収書をまとめてみると
私、自分をものすごく追い込んでいたのがよくわかりました。

往復4時間かかる大阪病院へ2日おきで、採血検査に通ってたり
往復2時間かかる鍼灸院に体質改善を目的に週に3日行ってみたり

こんなことしてたのか。

自分を責めて、夫も責めて、とにかくいろいろ責めて
泣いて、恨んで、当たって、すがって、お金も使って
自分で巻き起こした嵐のような日々が、領収書になって残ってました。

彼はよく、こんな風に勝手にジェットコースターに乗って
ビュービューと荒れてる私をしたいようにさせててくれてた、と驚く。

彼に「もう、いいよ」って言ってほしい。何で言ってくれないんだって
思っていたときもありました。

だけど、こんな私がキリキリとなっているのをよくぞ止めずに
見ててくれたんだな、と今は泣けてくる。
私を見てて、そばで辛かったろうな、というのが今はわかる。

結局、彼は私が「病院通うのやめる」って言うまで、
「もう、やめろ」とは一度も言わずに付き合ってくれてました。
今、やっと彼のことをちゃんと考えられた。

わ~、ごめんね。ちゃんと気が付いてなかった。
彼は懐が予想外に大きいか、もしくは鈍感か。
どっちにしろ、私は彼には敵いません。それが、今、よくわかった。
私だったら、一人でジェットコースターに乗って、
一人で台風になってるパートナーを見守るとか、できない。

最近、本当にしょっちゅう、彼にどれだけ見守られているのかを
見てもらってきたのかを実感します。

ああ、病院で不妊治療を受けたのに妊娠できなかったかわいそうな私を
過去にあったこと、にして、ようやくその荷物を下ろせますって、
言いたかったのに。。

彼に見守られていたことに今更気が付いて、泣けてきて仕方ないです。
と、いう報告になってしまった。

ああ、本当にあのボロボロだった時に気が付けなかったけど、
私の周りの世界はキラキラで、やさしくて愛おしいです。
今日は、とてもポカポカして、心地いい春な日和だしね。




体外受精の件数 [病院での不妊治療]

今朝のニュースでおととしの体外受精の件数が32万6000件あまりで
その結果生まれた子どもは3万8000人というのが流れていました。

おととしの体外受精、私もそのうちの1件だ。

子どもが生まれた確率は約11%で1割。
私を含めて28万8000件のがっかりがあったのか!

もちろん、体外受精で妊娠・出産があるというのはすごく救いでもあり
生まれた赤ちゃんを囲める家族に大きな喜びをもたらしているし、
私もそれを期待していたし。

だけど、実際には1割。
私を含め、がっかりした人のがっかりしたことをフォローできるのは
自分自身しかいないんだよね。

夫も家族も励ましてはくれるし、友人も温かい声をかけてくれるけど
「がっかりでした」の結果は変わらないし、
自分にとっては、「自分はダメだった」っていうレッテルを貼られた気がするんだよね。
繰り返せば繰り返すほどに、それを跳ね返せる力がなくなっていく。

病院での治療を止めてから、約1年。
辛いことから距離をおいて、さんざんに追い詰めて、邪険にして、責めていた自分と
だんだんと仲直りできてきて、最近は本当にデトックスできてきたと、思うんだけど
この今朝のニュースは流せませんでした。

出産までできる確率は1割です。
そう言われていたら、私は治療を受けていただろうか。
途中からは、ダメだろうという気持ちのほうが勝っていたし。

無理やりに前向きな自分を作り出して
もう嫌だと、思っている自分を押し殺していたし。

変なジンクスルールを作ってみたり。

赤ちゃんとの暮らし、今も憧れています。
でも、今は赤ちゃんとの暮らしが今の私をいい方向へ変えてくれる、
みたいな変な期待はしていません。

赤ちゃんがいないけれど、子どもは一緒に暮らしていないけれど
夫との暮らしを楽しんでいるし、自分の暮らしを楽しんでます。

草むしりしたり、窓にくっつくカエルを愛でたり、ヨガをいろんな人と楽しんだり。
出かけたり、きれいな景色を見たり、おいしいもの食べたり、
大好きな人たちと一緒に過ごす時間を持てています。

赤ちゃん、チャンスがくればやってきてくれるだろうし、
今はあのときのように「今、病院に行かなければ後悔する!」という
気持ちはありません。

たくさん気持ちを誤魔化して、体にも辛い思いをさせて、周りにも気を使わせて
がんばっちゃった病院通い。
わくわくしながら病院通いができてれば、それはいいと思うけど、
私のように気持ちと体をボロボロにしちゃう人は減ってほしいな~。

ボロボロにしちゃった人には、
今の私のようにいろんなところからサポートが舞い込みますように。

ボロボロにしちゃってるのは、私だけじゃない。
こんなにたくさんいるんだな~。

どうぞ、みんなが心からの笑顔になれますように。

3,780アクセス 「病院での不妊治療やめました」を読んでくださった方へ [病院での不妊治療]

すっかり、春も過ぎましたね。
私の家の周りの田んぼもレンゲが鋤きこまれて
田植えの準備が始まっています。

東京へ戻って、電車に乗るたびに
「不妊治療外来」と書かれた看板をあちこちの駅で
ずいぶんと目にするな、と思いました。

もちろん、興味があることだから目に入りやすいのでしょうが、
こんなに前はなかったように思うのです。

そして、ふっと気がついたら私の
「病院での不妊治療やめました」の記事へのアクセスが3,780ありました。

これはすごい数です。

どうしよう、どうしたらいいのって悩んでパソコンの前にいる人が
3000人はいるってことか?

私、12月に薪割りをしていて、ナタで左手の人差し指を切って
たった3針でしたが縫いました。
もう、それから5ヶ月がすぎて、傷はちゃんとくっついています。
指の関節のところなので、もともとのシワがあって
よーく見なければわからないような傷跡です。

ちゃんと曲がりますし、指の感覚も以前と変わりません。

だけども、傷のところには今も違和感があります。
ちょこっと盛り上がっているし、触ると変な感じ。
「弱い」部分なんだっていう感触があります。
パカっと開きはしてませんが、いまだに中は切れているような。

病院での不妊治療もそんな感じだと思うんです。
傷は見えないけれど、とても弱くなる。

先日、マタニティヨガのワークショップに参加して、10人という少人数の
とても居心地のいいワークショップだったのですが、自己紹介で
話したいことだけ話してくださいと言っていただいた中で、妊娠についての思いも
みんなで、シェアしたのですが、
言わないでいることもできたけれど、私は
「不妊治療を病院で受けていたこと、赤ちゃん欲しい病で苦しい時期があったこと」も
聞いてもらいました。
病院での治療は去年の9月までしか受けていないし、
それから7ヶ月、自分の好きなことばかりして過ごしているのに
ちょぴっと涙がにじみました。

で、これは苦しかった自分の分の涙だと思いました。

悩んだ自分もねたんだ自分も投げやりになった自分も自分を追い込んだ自分も
無理に明るく振舞った自分も、がんばって前向きになろうとした自分も、
どうにもできなかった自分も全部全部、あったことで、今も薄皮一枚下には全部いる。

あの苦しさは乗り越えた!のではなくて、手放してもなくて
私は全部を今も抱えたまま、ちょっと前に進んでいけただけ。
ぐるぐると苦しい中で持った気持ちはさらさらと乾いてどっかに行ったわけじゃなく
今も表面だけ乾いて、中はぐじゅっとした傷ではある。
だんだんとキズはふさがってはいるけれど、まだ「弱い」のでした。

ずっと「弱い」ままかもしれません。どうなるかはわからない。

そして、たぶん似たような「弱さ」を抱えてる人が
3000人、どこかにいる。

でね、
今回のWS中、瞑想の時間に
「こんなこと考えちゃいけないとか、こんな風に思っちゃうなんてダメってことはないんですよ。」
「不安を持ったりや、悪いほうへ考えてしまう、そういう感情を持つことは当たり前のことです。」
「そういう思いも全部認めてあげて」という声かけをしてもらったんです。
そして、自分がお母さんのオナカにいるときを思い出してって。

そうしたら、頭の芯から足の先までほわ~っと開いていくことができました。
とても心地よく空間に溶け込んで、羊水に浮かぶ胎児の気持ちはこんなだったかなって
ただひたすらに愛をたくさんシャワーのように浴びている気持ち。

安心できる場所、心地よい場所、気持ちがほぐれる場所をイメージして
自分が信頼できる人がそんな言葉をかけてくれているイメージをして
呼吸ができるたびに、地球からの愛を受け取っている幸せをちょっと思って

自分の「弱い」とこを一緒に認めて、癒して生きましょう。

会ったことのないけれど、似たような苦しさを抱えているあなたと私も
生きるためのエネルギーを地球から宇宙からたくさんもらえている点では
一緒です。地球にも宇宙にも存在を認めてもらってるんです。

あとね、出産経験もあるんですよ。
だってね、産まれてきたからだって!!
WS中で私の中でとっても心に響いて、そしてこれからも励ましてもらえる言葉でした。

出産は妊婦さんと赤ちゃんが一緒に頑張ることなので、
男の人だって、誰でも生きている人はみんな出産経験が赤ちゃんの立場であるんです。

だから、私も出産経験あるもんね。

煮詰まって私の吐き出したい気持ちのブログを読んでくれている方
私たちも出産経験あるんです~!!

いっぱい泣いても、いっぱい悩んでも、呼吸して、胸も張って生きていきましょう~。一緒に。


それでも空はそこにある [病院での不妊治療]

前回、どばーっと自分の気持ちを記事にして
吐き出してすっきり。

こんな吐き出しを受け止めてくれる人がいることに
感謝です。

吐き出せない人もいっぱいいるだろうに。


今回、病院での不妊治療をやめる決心ができたのは
実は、私の気持ちを後押ししてもらえたからです。

今まで何度となく不妊治療をお休みしてきましたが、
やっぱり怖くなってまた病院通いを再開してきました。

7月に「絶対今回は結果が出る」と思っていたのに
いい結果を得られなかったときから
治療に取り組む気持ちがギャンブルみたくなってました。
いい卵子がでるまで採卵をやり続けてればいつか当たる。
みたいな気持ちです。

9月の5回目の採卵も移植ができなかったので
今度は「もうママにはなれません」って誰かに言ってもらえたら
治療を止められるのに、
わずかな可能性を願うから治療を止められないと思って
心が大荒れにあれ、腐って腐って仕方ない日々を過ごしました。

気がつくと「妊娠って」と考えていました。
頭からいつもいつも離れない。

ネットの検索履歴もそんなことばっかり。
ふっとね、占ってもらっちゃえばって思ったんです。

で、「妊娠 星占い」って検索をかけて
リマーナすずさんのブログを見つけ、その日に鑑定をお願いしました。
http://hapihapiastrology2.blog.so-net.ne.jp/

私のヨガ、自宅レッスンは何度も来ていただきたいから1レッスン1000円なんです。
リマーナすずさんも鑑定1時間で3000円と、お手ごろなお値段でされていたので
その部分に一番共感してスカイプ鑑定をお願いしました。

「妊娠してママにならない人生です」って言われたら
あきらめつくしって思って申し込んで、申し込んだ翌々日に早速鑑定をしていただきました。

スカイプでお話した声がやさしくて
この人は大丈夫って思いました。
変なものを売りつけないし、誤魔化さないって思ったんです。

私の大学の研究室の教授は、
「相手の匂いで自分に合っているかどうかわかる」って
言ってたんですが、
私の場合は、声と話し方がすごく気が合うかどうかのポイントになります。

すずさんの声は心地良い声で安心しました。

でね、たくさん話していただいたのですが、
結論を言えば

思いがけずにサプライズで赤ちゃんを授かります。
と、いうのと

今は、私の中で傷ついた部分を癒し、土台作りをするときで
ガンガンと不妊治療を続けても結果に結びつきずらい時期ですよ。
と、いうのと

私の生きかたについての星回りを教えていただきました。

だから、ずっと迷っていた病院での不妊治療をやめようって
気持ちにすーっとなれました。

高度な不妊治療を受けるにあたって、
実は始めたときから、
止め時っていつか、とかそっちのことばかり頭にあったのですが
赤ちゃんいりません=治療を止めますってこと?
治療ツライ=根性なし?
とかね、

治療をやりたいって言ったのは私だから
やりたいって言ったことを止めるのは
自分の行動に責任を持たないことじゃないか、と思ったり
半端じゃないかと思ったり、
でも、やっぱり辛かったり

グズグズとしていたところに
さーっともやが晴れたように感じました。

ヨガのこころで、前に読んだのと同じこと、
リマーナすずさんにも
「どんなときにも空はあって、太陽と月と星が見守ってくれている」
と、言われたときに、そうだなって思えました。

そして、今はたぶんこの不妊治療は私に必要だったんだなって思えます。
私の母の抗がん剤投与の治療、どれだけ辛かったか
ちょっとだけ、体でわかる。今は。

点滴を12時間受け続けることの苦痛も
検査のたびの採血の嫌さも。

母の治療に付き添っていたけれど、
そんなに大騒ぎすることじゃないでしょうって思ったりしてました。
いや、嫌なもんでした。

母の場合は副作用で髪も抜けたし、
手術では腫瘍は摘出したけれど、ストーマが2つ。
常に気になるものがお腹にできたし。

がん治療と不妊治療を比べるのは全く違うと思います。
命の危機という意味で。

でも、がん患者と不妊治療者のうつになる確率は同等だそうです。

治療=完治になるかどうかは、わからない。
治療=100%妊娠ではない。
目的はあっても、結果に結びつくかどうかは神のみぞ知る。

母の場合、1999年に5年生存率10%程度の進行ステージで
卵巣がんが見つかりましたが、あれから14年。
いろんなことがあったけれど今も生きていてくれています。

弟の結婚式も私の結婚式も参加できたし、
弟の子どもたち、孫にも会えています。

私が、母に子どもを会わせられるかはわからないけれど、
すごいミラクルで、今も生きていてくれている母がいるから
私にもすごいミラクルが起きそうな気がするんだ~。

私の気持ちばっかりで、病院での不妊治療について
記事を書いたので、これから治療を受けるか迷っている人には
マイナスなイメージだったかもしれないけれど
これは、私の場合です。

どう感じるかは人それぞれでいいと思います。

明日から東京です。
会いたい人に会って、学びたいことを学んでパワーアップしてこよう。
今回も長い記事にお付き合い、ありがとうございました。






ブログやっててよかった。

病院での不妊治療やめることにしました。 [病院での不妊治療]

秋の空がいつもより気持ちよく感じます。
今日も家の方はお祭りです。

さて、タイトルどおり不妊治療を病院に受けに行くのを
勇気を持ってやめることにしました。

別に、黙っていてもいいことですが、
最近の「卵子の老化」や「不妊治療への助成金」とか
病院で不妊治療を受けることがちょうど注目されてるかな、と思って。

私の治療、その治療の辛さはオブラートに包んできましたが
バルトリン腺の話は、何も包み隠さず記事にして
同じ悩みを持つ人に、ひとつの判断材料にしてもらっているようなので

不妊治療も書きたくなりました。

だけど、私の体験は治療を受けるか悩んでる人より、
不妊治療を受ける予定のない人や
不妊治療を文字だけ、イメージだけで知っている人に
どんなものか知ってもらいたい気持ちで書きます。

不妊治療は、治療をすれば結果=妊娠そして出産にどれくらいの確率で結びつくか
あまり知られていないと思いますが、私の年齢だと3割ほどです。
3割バッターはすごいけども、私はその3割には入りませんでした。
1回の治療成績が3割だから、何度も繰り返せば結果がでるかといえば
1回で子どもが持てる人、2回で結果が出る人もいるだろうし、
私のように6打席三振の人もいて、それを平均したら3割の打率だから
もっと打席数があってもアウトの人もいます。

だからって、病院での不妊治療を否定はしません。
だって、3割の人は子どもを抱けたわけだし、悩む私に希望を抱かせてくれたから。
でも、だけどしんどかった。


不妊治療、やめました。―ふたり暮らしを決めた日

不妊治療、やめました。―ふたり暮らしを決めた日

  • 作者: 堀田 あきお
  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2011/06
  • メディア: 単行本



この漫画、何年も前に読んだのですが、そのときは人工授精を止めた直後で
すごく身に迫って切なかったです。
だけど、今はこの作者の人がどうしてこの本を書きたかったのかよくわかる。

たぶん、実際のところを知ってほしいのです。私もどう感じてたかを知って欲しい。

病院で受ける不妊治療は、不妊は命にかかわることではないから
美容整形で病院に通うのと少し似ている気がします。
「子どもが欲しい」という望みを西洋医学で叶える為に通院するから。

そして、不妊治療は自分のとてもデリケートな場所を
人目にさらすことになります。
抵抗はもちろんありますよ。その抵抗感を私は押し隠していました。
「ここは病院で、医師も看護師もパンツを脱いだ人を何人も見ている」
「何も特別に変なことではない」
そう思って診察台に上がるようにしていました。

それから、検査内容もとても切ないものもあります。
精子が子宮に元気な状態で届いているか調べる検査があるのですが
フーナーテストというものです。
そう、テストの前に交わって、その結果を調べるのです。
これは、笑ってごまかしました。えへへ。です。
あの時の私を抱きしめてあげたいですね。
よく耐えました。
だって、私にとっては、それはコミュニケーションなんです。
生物的には生殖だけど、私にとっては私だけに与えられ、私だけが彼に与える
コミュニケーションで、とても大事なものなのに
それさえ、検査をするというのは、ラブレターを音読されるような
いたたまれない気持ちでした。

タイミング療法もきつかったです。
不妊治療の一番最初にとられる治療です。
卵巣の中で育っている卵胞という卵子の育っている袋の大きさを
膣から入れる器具で超音波で確認して
卵子が育って、排卵するだろうと予想される時期に
営むように指導を受ける治療です。
別に痛みは伴わないかと思いきや、
私は超音波の器具をおなかの中でぐるっと動かされると
痛いポイントがありました。
内膜症があるせいと言われましたが、
うなりたくなるような痛さです。

心も痛みます。
私は、この治療を半年ほど、総合病院の産婦人科で受けました。
周囲に座る妊婦さんをうらやましく思いながら待合に座っている時
知り合いに出会うと「妊婦検診で病院に来ているのか?」と、
聞かることもありました。お互い、気まずくなるので
赤ちゃんが欲しくて来てるんです」と笑顔で返しましたが
しんどかった。
夫に協力を求めるのもしんどかった。
しんどさが募って、病院に対しても怒りが湧いていました。

その次は、人工授精。
タイミング療法と同じ要領ですが、今度は精子をチューブを使って
私の子宮の奥へ送り込みます。
別に痛くなさそうですよね。
私の場合は痛いんです。出血もします。

そして、処置後診察台に足を広げたまましばらく放置されます。
人工授精を受け始めたのが冬で、足が寒い、お腹も寒い。
タイマーを7分にセットされて仰向けで腰から下は何も身につけずに
脚を開いている。
泣けてきます。かわいそうに、足の指は冷え冷えです。
これで妊娠するわけないと、思いました。

それから、婦人科専門病院へ転院して人工授精を受けました。
やっぱり出血するし、タオルをかけてくれたけども
安静時間をムカムカしながらすごしました。
恥ずかしいとか、切ないとか、かっこわるいとか、こんな姿見せたくないとか
こんな姿見られたくないとか、なんでこんなことになってるんだとか
気持ちは最終的に怒りに結びつきました。

そして居心地の悪すぎる婦人科専門病院の待合室。
床が冷え冷えしていて、私の足を容赦なく冷やすので、
途中から椅子に靴を脱いであぐらをかいたりもしていました。
待っている人も受付の人も医師もピリピリしていて、
予約をしていても待ち時間は1時間、2時間当たり前。
だけど診察は5分あったかな。
自分も相当待っていて苦痛だったので、診察台から診察室へ移動するときは
まだまだ待っている人がいるんだから、少しでも早くしようと半端に身支度してました。
診察後にトイレで着替えをし直したり。

この病院へは、1時間に1本しか走らない電車で通っていたので
それも相当にストレスでした。
せっかく人工授精したのに、処置の後で医師から「あまり今回は状態がよくない」
って言われて、なんじゃそりゃと思いながらもヘラヘラと愛想笑いをして
気持ちを凍らせたまま電車に乗り、ちょうどお祭りの時期で夫の実家に泊まる予定だったので
駅から夫の実家へ車を一人で運転しながらラジオを聴いていて
さだまさしの『主人公』が流れてきたので
道の傍に車を止めて、号泣しました。
泣きたかった心を歌で刺激されて
ずるずるに泣きました。

お祭りもね、大好きですよ。
だけど、ちょうどお祭りって近所の人から何気なく「お子さんは?」
って聞かれるんですよ。もうね、天気の話と同じレベルで。
それに応えながら、いちいちと傷ついていました。
「まだなんですよ。どうしたら子どもできるか教えて欲しいです。」
って、返事しながら、この能面塗りババアって思ったりしてました。

あの人にとっては、思いもよらないことなんだとわかります。
不妊治療を病院で受けるきつさ。
今もたまに姿を見かけますが、もう「子どもは?」とは聞かれません。
だけど、顔を見るたびに、私のあのときのキズがうずきます。
まだ、キズはしみるままに残ってるなと思います。しつこいですが。

そして、最後の砦に転院。
大阪の有名な病院へ行って体外受精。
この9月まで通いました。
お金のかかり方、半端ないです。
このお金を旅行に使ってたら、
行きたいねって言ってるオーストラリアへ
何往復できたことか。

助成金の書類をまだ受け取ってないから
もう1回は連絡しないといけないけれど。

この病院はすごかった。
ホテルのロビーみたいな作りで無料のカフェまであります。
ネットが使えるライブラリーもあり、待ち時間もPHSで呼び出されるので
院内のどこにいてもOK.
常に清掃スタッフもいて、受付の人もたくさんいて人件費すごくかかっています。
スタッフは誰も親切で丁寧でハズレがない応対を受けられます。

ただし、医師はそれぞれ。
私がとても好きになった声のいい先生もいたけれど
「こなし」仕事をしている先生もいらっしゃいます。手技に自信はあるのでしょうが
そのこなし仕事の先生にしてもらった採卵が一番痛かった。
今思えば、その先生に「こんなに痛い思いを患者がするのだ」と
伝えたかったのかもしれない。
でも、先生は採卵後にうずくまって腹痛に耐えている私を見に来ることはありませんでした。
看護師さんが痛み止めの座薬とか入れてくれたし、
夫もさすったりしてくれました。

体外受精は痛いことのオンパレードです。
卵胞の大きさをエコーで見るだけでなく、ホルモン値を血液検査で測定します。
最初の体外は薬剤を使って、自然では有り得ない数の卵子を一度に成熟させました。

注射は1本1万円ほど。それを私は10日間打ちました。
これもまた、怒りトリガーになりました。
だって、痛いんです。注射なんて大嫌いなのに。
私の母は卵巣がん患者、祖母は乳がん患者でしたので
このホルモン注射への私の気持ちは複雑でした。
正直言えば、こわかった。こわくてたまりませんでした。

このときは、採卵7個、卵の数が多いので全身麻酔で行いました。
全身麻酔も始めての経験で怖かった。痛さは感じず、採卵後も
軽く痛みはあったけれど、帰り道にモールに寄れるほど元気でした。

そして、移植は出来ないという結果。
頭が真っ白になりました。
私はこのためにヨガのスケジュールを全部取りやめにしたのに
生活を全部このために調整したのに
裏切られた気持ちでいっぱいになりました。
病院に自分の体に。自分の今までの生活に。

年を明けて、引越しも済んで今度は薬剤を使わないで
体外受精。
注射がないだけでストレスは減りましたが、採血はあるし
採卵のときは自分で痛みも感じます。座薬麻酔をしましたが
採卵の痛みは、竹串でふくらはぎを刺されたらこんな感じ
みたいな痛みです。鶏肉を焼き鳥にするために串に刺す
あの感触を自分の体のおなかの中で、味わいます。
痛いです。

4回採卵に挑戦はしたものの移植できたのは1回のみ。
移植できたときは本当にうれしかったし、
自分の中で卵が育っていくと思ったし、お母さんになれると
思いました。

けど、判定日を待たず、お風呂に入っていたら私の中から何かがドロドロっと
流れ出ていきました。あれが卵ちゃんだったのだと思います。

それ以降、生理周期は狂い、移植後の体外では空胞、異常受精と続き
もう痛いことやめる。の今に至りました。
採卵のときに静脈からルートをとって、止血剤を点滴するのですが、
その針の跡、なかなか消えません。
私が自分で自分を追い込んで、体にたくさん無理をさせて、
心も追い込んで、消耗して。

治療を受けること全部自分が勝手にしてきたことだし、
夫は私が決めたことをいつもサポートしてくれたし
やらされているものではなかったです。

結婚したら、子どもが生まれて当たり前という自分の思い込み
それから、やっとようやく距離をとれそうです。
それも、この1年ほど不妊治療に思い切ってのめりこんだからこそだと思います。

子どもがいたら、いたで幸せの幅が広がりそうですが
私には他にも興味がたくさんある。

今は、自分がとても興味があるヨガをもっと勉強したい。
来週は骨盤塾の勉強会に参加するし。

あと、着付けの先生にも出会いました。一人で着物を着る夢が叶えられそうです。

長い、痛い、ツライ私の病院での不妊治療話を読んでくださってありがとうございます。
病院での治療はやめますが、体となかよくすることは続けます。

いっぱい痛い、ツライ思いをさせた体と心を癒して、

痛いとかツライ思いをしている人に「わかります!!」と
言える人になりたい。

高い勉強代をお支払いしたので、きっとちょっとはやさしくなったはず。

は~、すっきりしました。
お祭り、2日目を見物に出かけてきます。

卵子ちゃんの質 体外受精を受けて [病院での不妊治療]

今日は、ぼへ~っと力が入らない感じで朝から過ごしていましたが、
夕方に太陽礼拝を3回やって、
くつろぎのポーズでひっくり返っていたら

久しぶりに気持ちよく瞑想ができました。

自分の体が1つ1つの細胞が生きてる感覚、
それぞれが留まらないで変化してる感じ、
自分の体は、世界の一部な感覚を味わえました。

やっぱり、ヨガは本当に大好きです。



この後は、ちょっと今の気持ちを整理したくて
記事を書いているので、スルーっと流してください。



今年、梅作業が終わった後も
なかなかヨガのレッスンを再開せずにいたのは
体外受精を受けていたからなのですが。

3回目の今回、
私にお花みたいな姿を見せてくれた受精卵ちゃんは
またね~と、私の子宮をスルーしていっちゃいました。

私の場合、黙っていられないので
この間、会った友人たちについつい
「今日は判定日なのよ~」と言いまわっていたので

「残念な結果でした」という報告も聞かせてしまって

そんな「どう扱っていいのやら」な私の報告を受け
本当にありがたいことに
励ましをもらって
救われています。

こんなことを受け止めてくれる友達がいて幸せです。




私は去年、ブログでもこぼしたけれど
1周期にたいてい1つしかできない成熟した卵子を
ホルモン剤でたくさんの卵子を成熟させて
1度目の体外受精を受け、採卵できた卵が1つも受精をしないという

卵子の質が悪い という現状を突きつけられ

2度目の体外受精は、ホルモン剤の投与はせずに
でも、卵子の質の向上に効果があるという
プラセンタサプリメントは摂取して
自然に成熟した卵子を採卵し、

受精はしたけれども成長が止まるという
卵子の質が問題です、という現状を再度突きつけられ

友人に勧めてもらった鍼治療を受けて
体質改善を進める中、
今回は、自然周期での採卵をし、その卵ちゃんが受精もし、
私の子宮に戻せた!
初めての周期でしたが、卵ちゃんは育つことが出来ませんでした。

やっぱり、卵子の質。

私の分身である、卵子ちゃんたちが生き生きできるよう
私はもっと、ゆったりと過ごせるように心がけたいと思います。
ストレスの元締めの
思い込みがちなクセを解放できたらいいな。

不妊治療は、治療効果が見える医療ではありません。
治療成績は保証されていません。

「この折れた骨はくっつきますよ」っていう種類の治療ではないのです。

なんで私ばっかりっ治療せねばいけないのか、って思ってた時もあったし、
今も、赤ちゃんが産まれた友達に「いいね~」って
こころから羨望も抱きます。
「ずるい」じゃなくって、こころから「いいね」ですが。
ここがね、ポイント、私の成長の証。

たぶんだけど、思い込みかもしれないけれど
私の器量は大きくなりました。
たぶんだけど、
自分で痛い思いをしてる分、
人のヒリヒリ感を想像できる気がする。

転んでもただではおきない。が、私の座右の銘です。

この経験もまた、自分の糧にきっとなる。
明けない夜はない。
どんなに曇ってても、大雨でも雲の上には必ず太陽があるんですって!

見えていないけれども、いつでも太陽はあなたを照らしてくれていますって
最近の私の愛読書『こころのヨーガ』に書かれていました。

太陽に照らされたときに、いい顔でいられる自分でいたいものです。

ヨガのレッスン、リスタートします。 [病院での不妊治療]

すっかり、冬めいたと思っていたのに
今日は南風で家の中に海の音がよく響いてきます。

先日、ヨガのレッスンを全部お休みにしましたが、
今週からまた始めることにしました。

日々を楽しんで、私の無愛想な不機嫌な顔ではなく、
笑顔の私が標準仕様になるように。

自分の体を大切にしつつ、
今の自分に与えられている家族、友人へ感謝と愛情で
応えられる日々を送ろうと思います。

ないものを「ない」といい続けるのと
あるものに視点と重きをおいて生きてくのとでは

後者のほうが、常に満ち足りた気分でいられそうですよね。



大丈夫です。
私は孤独に砂漠の真ん中に立っているわけじゃないから。

心配をしてくれて、応援をしてくれた人たちに感謝です。

さあ、まずは何からしようかな。





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